【診療方針】
整形外科の疾患、外傷のうち、特に腰痛、坐骨神経痛など、脊椎外科関連の疾患は、保存的治療から、手術、術後のリハビリ、さらに必要に応じて、介護保険のリハビリまでを包括して行っており、患者様のQOLの改善を目指します。
　入院患者さんの場合、訪問リハが必要となる場合は退院前から訪問リハの理学療法士がリハビリに参加します。
　その他、人工膝関節、人工股関節、高位脛骨骨切術などの手術も多数行っています。

【診療内容】
■運動器リハビリテーション
理学療法士による運動器リハビリテーションを行っています。腰椎椎間板ヘルニア、変形性膝関節症についてはマッケンジーエクササイズを行っています。意外に効果があります。
■腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症の新しい分類を独自に考案し、これに基づいたシステマティックな治療を行っています。手術が必要な患者さんには手術を行います。特に脊柱管狭窄症の一つである、腰椎変性すべり症においては腰椎後方進入椎体間固定術（PLIF）にて、症状の平均改善率（平林式）にて82.7％の好成績を収めています。
■腰椎椎間板ヘルニア
マッケンジー法による保存的（手術をしない）治療、経皮的髄核摘出術（カテーテルによる椎間板ヘルニアの摘出）、内視鏡による椎間板ヘルニアの摘出、Love法（通常の椎間板ヘルニアの手術）、腰椎後方進入椎体間固定術（再発例のみ）、ヘルニコアによる化学的髄核融解術
■脊柱側彎症
学童期の脊柱側彎症の装具による治療を行っています。高度の成人期及び老年期の側弯については手術を行います。
■骨粗鬆症
院長は日本骨粗鬆症学会の認定医であり、それぞれの患者さんの病態に応じた治療を多数行っています。

【得意な手術】
腰椎後方進入椎体間固定術（PLIF）
腰椎経椎間孔椎体間固定術（TLIF)　
頸椎椎弓形成術、 頸椎前方固定術
成人脊柱変形矯正手術

【院　長】　林　孝乾　　　医学博士
　　　　　　
【経　歴】
昭和50年　島根県立出雲高等学校理数科卒
昭和56年　大阪医科大学卒業　
　　　　　大阪医科大学整形外科教室入局
昭和57年　済生会茨木病院整形外科医員
昭和58年　市立枚方市民病院整形外科医員
昭和59年　大阪医科大学大学院整形外科専攻
昭和63年　同大学院修了
昭和63年　大阪第二警察病院整形外科副医長
平成2年　　医学博士の学位取得　　
　　　　　　大阪第二警察病院整形外科医長
平成6年　　総合加納病院整形外科部長
平成7年　　大阪医科大学整形外科非常勤講師
平成10年　アメリカケンタッキー州　ルイビル大学
　　　　　　Leatherman Spine Centerに留学
平成11年　総合加納病院副院長
平成17年　医療法人社団林整形外科医院　院長兼理事長

【資　格】
日本専門医機構　整形外科専門医
日本脊椎脊髄病学会及び日本脊髄外科学会認定　脊椎脊髄外科専門医
日本整形外科学会　脊椎脊髄病医、リハビリテーション医
日本脊椎脊髄病学会　脊椎脊髄外科指導医
日本リハビリテーション医学会　認定臨床医　
日本骨粗鬆症学会　認定医

【役　職】
島根県有床診療所連絡協議会理事　日本臨床整形外科学会有床診療所ワーキンググループ委員長
日本臨床整形外科学会有床診療所部会部会長　中部日本整形外科災害外科学会評議員
島根県医療機関厚生年金基金代議員   日本臨床整形外科学会査読委員   日本整形外科学会査読委員
出雲医師会理事    島根県臨床整形外科医会理事   出雲臨床整形外科医会会長


【オンライン資格確認（マイナンバーカードの保険証利用）について】
当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めております。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
マイナ保険証を利用せず、従来の被保険者証（健康保険証）で受診した場合の診療費のご負担額が変わります。

2023年4月より、厚生労働省の定めた診療報酬の特例措置に基づき、下記の点数を算定しております。
○医療情報・システム基盤整備体制充実加算（2023年12月末まで）
加算１(初診時・保険証利用)　６点
加算２(初診時・マイナ保険証を利用)　２点
加算３(再診時・保険証利用)　２点

※マイナンバーカードを保険証としてご利用いただくには事前のご登録が必要となります。
マイナポータルのウェブサイトやアプリ、またはセブン銀行ATMから申し込みが可能です。
https://myna.go.jp/html/hokenshoriyou_top.html